こんにちは。和歌山大学観光学部、木川研究室3回生の西岡広人です!
今回が初めてのブログ投稿になるので、まずは、私の人となりについて話したいと思います。
私は、生まれも育ちも和歌山県で、現在も和歌山大学で観光について学んでいる生粋の和歌山っ子です。自身が小学生ぐらいのころは、珍しい虫を捕まえるために、毎日のように近所の雑木林を友達と走り回っていたわんぱく少年でした。大学生になった現在も、時間ができたら友達とたまに海釣りに出かけており、振り返ってみると、身近に豊かな自然がある和歌山らしい遊び方をしてきているな、なんて気がしています。
木川研究室では、そんな和歌山の魅力を映像として発信するために、その撮り方や技術について学んでいます!
さて、和歌山の豊かな自然に囲まれて育ってきた私ですが、和歌山大学には、「和歌山の自然の中で体験できる教育学」について研究している教育学部教授の古賀庸憲(こがつねのり)先生が在籍しています。和歌山の自然を研究テーマにしてくださっている古賀先生に興味を惹かれたため、第一回目となるこのブログでは、和歌山大学公式You Tubeに掲載されている古賀先生の紹介映像を取り上げ、私なりの意見を交えながら動画についてまとめていこうと思います。
まず、この動画は前提として、古賀先生がどのような研究や授業を行っているか紹介するためのものであり、和歌山大学への進学について考えている人、生態学や自然に興味がある人向けに制作されています。実際の授業映像や授業に取り組む学生の意見も聞くことができるので、どれか一つでも当てはまるものがあればぜひ一度動画を視聴してみてください。それでは本題に参ります!
まず動画の冒頭、ヤドカリの生態に関する古賀先生の実際の授業風景の映像が流れ、授業内で取り組んでいることやその空気感を見ることができます。詳しい内容についてはここでは書きませんが、簡単にまとめると、ヤドカリ二匹がお互いの住み家である貝殻をかけて争う際の行動原理を分析しています。文字にすると固く感じるかもしれませんが、行っている内容はシンプルでわかりやすく、短い映像の中に、なるほどと感じることもあるため、関心をもって視聴することができると思います。また、そこで挿入されている古賀先生が撮ったであろうヤドカリの映像がなんだか可愛くて見入っちゃったので共有させてください。
つぶらな瞳が可愛いですよね。
さて、ヤドカリのことは一旦置いておいて、つぎに古賀先生は、生態学を学ぶことの意味について言及されています。古賀先生は現在、生物の生態について学ぶことが、生き物に対する理解やそれらをはぐくむ環境や自然に対する理解、環境保全につながるといった考えのもと、干潟観察会という形で、和歌山市民の生物や自然に対する理解を深める取り組みを行っています。和歌の浦や有田川など和歌山県には優れた干潟が身近にあり、それらに実際に触れ、体験をする機会を古賀先生は提供してくれており、子供たちにとってこのような体験は楽しくて、とても価値のあるものだということが映像を通して十分に伝わってくると思います。私が小さい時、よく父に川遊びへ連れていってもらっており、泥まみれになりながら小さい魚や虫を捕まえ、喜んでいたのを今でも覚えています。何かと自然に触れる経験をしてきたことが、今、自然に関心を寄せるきっかけになったので、多くの子供たちにも同じように自然に触れる経験を積んでもらいたいと思いました。
また、教育者である古賀先生は、和歌山県の人口減少が進み、規模の小さい学校が増えているという現状を受け、和歌山で教員をするためには、そういった状況に対応できる力が必要であると考え、へき地・複式教育実習というものを行っています。へき地・複式教育というのは、規模の小さい学校でよくある一つの教室で複数の学年を教える形の授業形態であり、複数の学年に授業を行わなければならないため、いわゆる普通の一つのクラスで授業をする時とは異なったスキルが求められるものです。そういったスキルを学び、身に着けることができる実習を和歌山大学では提供しており、それに参加した学生がどのように感じ、考えたか、実際の学生の声を聴くことができ、和歌山県で教員を目指している人にとってこの動画はとても参考になると思います。時代とともに変化する、教員に求められるスキルを身に着ける機会が和歌山大学には十分にあります。
いかがでしたでしょうか。動画に対するレビューというものをしたことがなかったので、拙い文章ではあると思いますが、参考にしていただければと思います。古賀先生は動画の最後で、自然に触れる体験や学習を通して、それらを学ぶことの大切さや面白さを人に教えることができる教員を育てていきたいと話しています。理科の教員やそれ以外の教員を目指している人も、ぜひ一度動画を視聴してみてください!
執筆者プロフィール
西岡広人
研究室9期生
2002年5月8日に和歌山市で生まれ、これまでの22年間ずっと和歌山市に住んでいる。この街は自分にとって特別な場所であり、ここでの生活が自身を形成してきた。
自身がスポーツを始めたのは8歳の時で、その時からサッカーに夢中になった。高校3年生で引退するまでの11年間、サッカーに情熱を注ぎ、たくさんの試合に出場し、多くの思い出を作った。大学に入学後、新しいことに挑戦したいという思いから、以前から興味があったラグビーに取り組んでいる。ラグビーはサッカーとは異なるスキルや戦術が必要であり、毎日が新しい発見の連続である。
観光に興味を持つようになったのは高校生の時である。小さい頃から家族でよく旅行に行っていたことがきっかけで、自然と観光に興味を持つようになった。旅行先での風景や文化、人々との出会いが自分に大きな影響を与えた。将来的には観光に関連する職業に就きたいと考え、和歌山大学の観光学部に進学することを決めた。大学では観光に関する知識を深め、目標に向かって日々努力している。
趣味はサウナとラーメン巡りである。サウナは、考え事をしたい時やリラックスしたい時に行く場所で、頭をクリアにするために役立てている。ラーメンは子供の頃から好きで、高校生の時には和歌山市内のラーメン店をほとんど制覇した。新しいラーメン店を見つけるたびに友人と一緒に訪れるのを楽しみにしている。
現在、大学での研究テーマを模索中である。具体的なテーマはまだ決まっていないが、趣味であるサウナやラーメンと観光を関連させた研究を行いたいと考えている。
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