学生たちと福井市に旅に行ってきました。今回の旅の目的は、福井市の魅力を発見、または観光の課題を発見して、それを発表することです。発表は、北陸カレッジの中で行います。北陸カレッジとは、JR西日本、自治体、そして大学が連携して開催する企画です。和歌山大学観光学部として、これまでに南九州カレッジ、北陸カレッジ、新潟カレッジ、瀬戸内カレッジと参加してきましたが、再びの北陸カレッジです。
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和歌山大学から2チーム。一つは富山県南砺市と、そして木川が引率したチームは福井市班でした。9月19日から21日まで2泊3日の旅でした。

実は、木川は福井市と縁があります。大学院で博士号を取って、初めての就職先が福井工業大学でした。2006年から2015年まで9年間住みました。地方の大学あるあるで、福井市の中心市街地の活性化に関わったことがあって、その時の福井市の担当者が安井さん。今回は、福井市の観光の課長として、私たちを受け入れてくれました。

学生たちにとっては初めての福井市。でも、僕には青春(?)のたっぷりこもった思い出の街。駅前の再開発の状況を見ると隔世の感があります。こんな高いビルなかったのに。どうやら、これが新しいホテルとなるようです。
初日のスケジュールはこんな感じ。
学生たちは、写真でしかみたことのなかった、越前そば、ソースカツ丼を堪能
福井市の学芸員の方の案内でたっぷりと遺跡をめぐりました。
現在、福井市が整備をすすめている鷹巣の景勝地です。亀島と書いて、がめじま、と読みます。
天然掛け流しの温泉があり、とても美味しい料理をいただきました。
学生たちが、福井市のプランを考えていたとき、やはりリクエストにあがったのが、越前そばとソースカツ丼。一乗谷の遺跡のまっただなかにあるレストラン、一乗谷レストラントでセットをいただきます。福井では越前そばの出汁にそばをつけずに、そのまま器にすべてかけて食べます。学生たちはそれも新鮮だったようです。

そして歩くは朝倉氏遺跡。まずは復原町並を歩きます。中世の遺跡は他にあまりみられるものではなかったので、学生たちは興味津々。また学芸員の方がしっかりと説明をしてくださるので、歴史にたっぷり触れることができました。

そして、福井市の近世から続く庭園に向かいます。丹巌洞です。木川も福井にいた頃、2度ぐらい連れて行ってもらったことがあります。福井市の中心部からは少し西に行った場所にあり、苔むした庭、そしてかつての笏谷石の採掘所がとても美しい場所です。

そして、鷹巣荘の迎えのマイクロバスに揺られて、学生たちは海へ向かいます。鷹巣には亀島(がめじま)周辺の風景の美しさが知られてきましたが、なかなかに観光客には向かいづらい場所にあります。今、福井市はこの周辺道路を整備中であり、きっと近い将来、もっと有名な観光地になることでしょう。

鷹巣荘でとても美味しい海鮮に舌鼓を打ちながら、初日の旅は終わりました。また、2日目以降も今後、紹介していきます。
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