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1月 2019

鞆の浦調査探訪

By ゼミ生No Comments

卒論〆切まで10日を切り、いよいよ焦り始めた木川研究室二期生の川島です。

さて、木川研究室は昨年から、いくつかのプロジェクトが進行中です。
その一つとして1月5-6日にかけて、広島県福山市の鞆の浦で現地調査を行いました。

訪問のきっかけは、和歌山県の景勝地・和歌の浦。
2017年の日本遺産登録を機に、再び注目されている和歌山の観光地ですが、どのように活用して観光PRしていけばいいのか、課題を抱えています。
そのヒントがあるのでは、ということで、浦シリーズ(?)で先行している鞆の浦を現地調査することになりました。

鞆町の人口は3800人ちょっと。宮崎駿監督が『崖の上のポニョ』の構想を練った町なんだとか。
一昔前までは特に観光に力を入れている訳ではなかったそうですが、沿岸を埋め立てて橋を架ける計画で行政と市民が対立し、常夜燈などの景観が全国に知られることになりました。

実際に鞆の浦を訪れて印象的だったのは、町の姿。
日々繰り返されている当たり前の風景、住んでいる人の生活が、観光と融和していると感じました。
お土産にと多くの観光客が足をとめる保命酒も、元々は地元で愛された滋養強壮の薬用酒です。

和歌の浦で同じことをやっても二番煎じです。
しかし、まずそこで生活をする人がいてこそ、観光地としてのあり方が見えてくるのではないかと感じました。
どのようにフィードバックしていくか、考えていきたいですね。

『河西橋』クランクアップ

By 短編映画No Comments

明けましておめでとうございます。木川研究室二期生の川島です。

さて、寒風吹きすさぶ12月29、30日に、恒例となりつつある短編映画の撮影が行われました。
市民落語グループ・和歌山楽落会と組んでの作品は、『替わり目』『七曲ブルース』に次いで第三作目となります。

撮影は、かつての和歌山駅である紀和駅からスタート。

ぶらくり丁はもちろん、

前作でもお世話になった七曲市場(七曲商店街)、

市駅東商店街、と和歌山市を巡りながら物語が展開します。

そして、もう一つ忘れてはならない舞台が、紀和駅前のこじんまりとした雑貨屋さん。地域のおじいちゃん、おばあちゃんが缶コーヒー片手に集まるここは、木川監督の「ウラマチぶらり」で取り上げた場所。
そのご縁で、今回の撮影が実現しました。
おばあちゃんたちの渾身のセリフは、必見ですよ。

物語の主人公は、和歌山のこれからを悲観するおじさん・スイカ(楽落亭酔花)と、四国からやってきた女子大生・コズエ(吉田野の花)の二人。
商店街の衰退とともに和歌山への情熱を失っていたスイカですが、コズエとの出会いでその気持ちに変化が起こっていきます。

主人公二人の演技がとても上手い!自然な掛け合いでどんどん物語に引き込まれていきます。

撮影は一時天候に惑わされたものの、至って順調なオンタイム(時間通り)で進行。(びっくりです)
若干の学生スタッフ不足はありましたが、年末となれば四年生は卒論の総仕上げ、三年生は就活や卒論準備などで多忙なため、そこは仕方がないところ。
木川監督・尾久土撮影監督のタッグは非常にスムーズで、福井工業大学のマツバラさんのサポートもあり、二日間で全ての撮影を終えました。

2019年中に各地の映画祭に出品するほか、和歌山市内での上映会も計画中です。
木川監督の和歌山への愛が詰まった『河西橋』、完成をお楽しみに!